堂本光一、帝国劇場でラスト『SHOCK』開幕「最後なんだなぁ」
KinKi Kidsの堂本光一(45)が8日、東京・丸の内の帝国劇場で主演ミュージカル「Endless SHOCK」ファイナル公演(29日まで)の初日を迎えた。 4月開幕の帝劇春公演から大阪、福岡公演を経て聖地に帰還。本番前に公開稽古が行われ、「地方公演のときはまだ『最後』だと意識できずにいた。帝劇に戻ってきて『この稽古場も最後なんだなぁ』とか一つ一つ、ひしひしと感じてきている」と感慨深げだ。 ラストまで1カ月を切ったが、ライバル役のKAT-TUN・上田竜也(41)は「光一くんのサポートをひたすら全力で」と迷いはない。出演がグループ結成につながった、ふぉ~ゆ~・辰巳雄大(37)は「生みの親のようなステージ」と背筋を伸ばした。 2000年の初演から「Show must go on(何があってもショーを続けなければいけない)」をテーマに掲げてきた。 光一は死んだ主人公が消えることを知りながら走り続けたことに触れ、「今月で終わる『SHOCK』を、なぜ大千秋楽まで良くしていくのか答えがないけど、お客さま、ステージ上の仲間、オーケストラピット、スタッフの皆さんのために頑張るのが全て」とキッパリ。通算2128回公演の大千秋楽へ、大きな一歩を踏み出した。(渡邉尚伸)