ステレンボッシュ

　「オークス・Ｇ１」（１９日、東京） 　出走馬の立ち姿の写真と馬体診断を、デイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の吉田順一（栗東）、石堂道生（美浦）の両トラックマンが、出走を予定する各馬をＡ～Ｃ評価しました。週末の予想にお役立てください。 【写真】牝馬二冠なるか？前走・桜花賞時の馬体をチェック 　【ステレンボッシュ　Ａ】 　うっすらとアバラを浮かせているが、適度にボリュームがあってしっかりとした体の輪郭。シャキッとした立ち姿で、回時と同様にリップチェーンのみ装着。レース後も変にきつくなるところもなく、メンタル面が安定している証拠だろう。そして柔らかみを感じさせる筋肉の質。全く体が緩んではおらず、既に戦闘モードに入っている印象すら持たせる。ゆったりとしたつくりで、体形的な部分から距離延長の不安はなし。バランスが非常に良く、態勢は文句ない。（馬サブロー美浦・石堂道生） 　〈１週前追い切り診断〉戸崎圭を背に美浦Ｗで６Ｆ８３秒６－３６秒９－１１秒１（馬なり）をマークした。引っ張り切れないほどの手応えで先行する中のテンペスト（４歳１勝クラス）、外のノットファウンド（４歳未勝利）を射程圏に入れると、最後は持ったままズバッと切れて併入。馬体の張り、毛ヅヤの良さも目立ち、好調をキープしている。