5月26日投開票の知事選、候補者たちが静岡県内各地で熱戦を繰り広げています。SBSでは、候補者が選挙戦で何を訴えているのかを追いかけます。今回は、立憲民主党、国民民主党推薦の鈴木康友氏（66）です。 【写真を見る】「今までは西部だったが、これからは中部・東部も」鈴木康友氏（無新）全域で子育て支援や企業誘致を【静岡県知事選 候補者走る（2）】 鈴木康友氏は15日午前、「夜回り先生」として知られる水谷修さんを応援弁士に迎え、静岡市で演説を行いました。 ＜鈴木康友候補（無新）＞ 「混迷する県政を立て直し、さらに静岡県を発展させるため、全力で取り組んでいきたいと思います」 9日の告示日、第一声の場に選んだのは地元・浜松ではなく、東部の中心、沼津でした。 ＜鈴木康友候補（無新）＞ 「三島や熱海や新富士は、もう首都圏であります。リニアができると東部地域に絶大なる経済波及効果をもたらすと思っております」 リニア問題については推進の立場で、「環境保全との両立を図る」と訴えています。 ＜鈴木康友候補（無新）＞ 「心強いね」 ＜立憲民主党　野田佳彦衆院議員＞ 「マブダチです」 地元・浜松市では、松下政経塾の同期で、44年の付き合いという野田佳彦元総理も応援に駆け付けました。 ＜鈴木康友候補（無新）＞ 「相談役!どうもありがとうございます」 スズキの鈴木修相談役や、自民党浜松の重鎮議員も。 ＜自民党浜松　柳川樹一郎市議＞ 「こういう立場なのであくまでも浜松市民として」 ＜名古屋市　河村たかし市長＞ 「わしは一応名古屋の市長だで、リニアはやってもらわにゃいかんでちゃんと」 名古屋市のトップも駆けつけ、1800人が集まった出陣式、圧倒的な存在感を示しました。 ＜鈴木康友候補（無新）＞ 「中部地区や東部地区に知り合いがいましたら、ぜひ鈴木康友を頼むと」 鈴木氏は、浜松市長時代の切れ目のない子育て支援や企業誘致を、県内全域に広めたいと強調します。 ＜鈴木康友候補（無新）＞ 「びっくりしました。こんなにたくさんの方に集まって頂いて、勇気と力を与えていただきました」 ＜立憲民主党　野田佳彦衆院議員＞ 「大変大きな意味のある選挙で、（衆議院）補欠選挙で3勝しましたけど、ここで勝って兜の緒を締めて」