皆生温泉のオリジナル日本酒づくりプロジェクト 今年初の新酒の仕込み最終工程作業が行われる 鳥取県米子市
日本海テレビ
年が明けて1週間余り、鳥取県境港市の酒造会社では、皆生温泉で販売されるオリジナル日本酒の新酒の仕込み作業が行われています。今年初めてとなる新酒の仕込みで、酒蔵には芳じゅんな香りが広がっています。 この仕込み作業は、鳥取県米子市の皆生温泉旅館組合と千代むすび酒造、伯耆町の酒米生産会社が連携し毎年、1年間かけて行っている皆生温泉のオリジナル日本酒づくりプロジェクトの一環。今年で17年目を迎えます。 1月9日は「留添え」と呼ばれる仕込みの最終工程の作業が行われ、大きなタンクに「麹(こうじ)」と「蒸した酒米」を入れ2メートルもある長い「櫂(かい)」を使ってかき混ぜていきます。 この後、1か月ほど発酵させると香りが良くおいしい新酒に仕上がるということです。 千代むすび酒造 佐野直 営業企画部長 「ようやくきょうも雪がちらついてきて、寒い本格的な冬の時期になりましたので、酒造りには最高の気温と思います。本格的なお酒シーズンですね」 皆生温泉旅館組合 港 英明 副組合長 「(オリジナル酒造りを)楽しみながら、そしてお客さまの笑顔を思い浮かべながらというところが、気づけば17年がたってしまっ たといいますか、まだまだこれからもつくり続けていきたい」 新酒のかき混ぜ作業などこの新酒の仕込み作業は、1月末まで行われ、3月上旬ごろ、オリジナル日本酒として皆生温泉の各旅館や境港市の千代むすび本店で販売されることになっています。