《ブラジル》「日系人二ケタ雇用したい」山九東日本サービスの新村社長
山九東日本サービス株式会社の新村哲哉代表取締役社長(63歳、福岡県出身)=千葉県袖ケ浦市所在=が19日、編集部を訪れた。同社では今年から日系人雇用を始めており、二ケタ台に拡大させたいとの思いから、17日から22日までの間来伯し、現地の派遣会社に求人概要や受け入れ態勢を説明に訪れた。 新村社長は2011年から4年半の間、ミナス州都ベロオリゾンテ市にある山九ブラジル社に駐在した経験があり、「またブラジル人と一緒に仕事ができる」と喜んでいるという。当時、ブラジル社には4千~6千人もの社員を抱えていたという。 現在の山九東日本サービス社は主に千葉県や茨城県の石油コンビナートや鉄鋼所関連の製造ラインや物流の一部を請け負う業務をしており、人材不足に悩んでいるという。同社の業務はカテゴリー的に技能実習生には向いておらず、どんな職種でも就労できる日系人を増やしていきたいという意向だという。 新村社長は「最初は派遣社員として受入れ、本人の意向を聞きながら、いずれは契約社員や正社員として日本人と同等の待遇で働いて欲しいと思っています」という。安定的に日本で生活することを望む人には絶好の就労環境の様だ。同社は社内フットサル大会を開催するほか、近隣にはシュラスカリアもあるという。 年内に50人採用を目指しており、関心のある人はアバンセRH社(担当モニカ、11・3277・0235、11・99168・8813、m.yuri@avancerh.com.br)まで連絡を。