通勤時間が「短い」「長い」都道府県別ランキング 40道府県では3割超が「15~30分以内」に収まるが
コロナ禍を経て通勤スタイルは大きく変化した。そこで、今年9月下旬に発表された総務省「令和5年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計」より、「各世帯の中で家計を主に支える者」の通勤時間を都道府県別に見た。 【ランキングを見る】通勤時間15~30分未満の比率が高い都道府県 抽出したのはボリュームゾーンである、「15~30分未満」「30~45分未満」「45分~1時間未満」「1時間~1時間30分未満」の4カテゴリー。それぞれ、世帯総数に対する比率の高い都道府県順にランキングを作成した。
■大都市周辺は通勤時間が長めに 「15~30分未満」では、香川県が42.5%で首位。40道府県で30%以上となった。「30~45分未満」では東京都が22.9%で首位。2位大阪府、3位愛知県と大都市を含む都府県が上位を占めた。 「45分~1時間未満」の首位も東京都(24.5%)だが、「1時間~1時間30分未満」となると、埼玉県(23.9%)、千葉県(22.9%)、神奈川県(22.8%)が1~3位となった。都外から1時間以上かけて東京都内にある勤務先に通勤する人の割合が多いことが見て取れる。
(※外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際は東洋経済オンライン内でお読みください) ■15~30分未満の比率 ■30~45分未満の比率 ■45分~1時間未満の比率 ■1時間~1時間30分未満の比率
東洋経済オンライン編集部