ハロプロ新グループ「ロージークロニクル」初単独イベント開催、宮本佳林の“サプライズ”メジャーデビュー発表にメンバー感涙
ハロー!プロジェクト(ハロプロ)の新グループ・ロージークロニクルが11月11日、東京・山野ホールでグループ初の単独イベント「ハロドリ。 presents Chronicles of ロージークロニクル ~ミライハジマリ~」を開催。2025年3月19日(水)のデビューシングル発売がサプライズ発表され、メンバーが涙ながらにデビューへの思いを明かした。 【写真】この日、進行を務めた宮本佳林がメジャーデビューをサプライズで発表 ■ハロプロ研修生9人からなるロージークロニクル ロージークロニクルは2022年、「ハロプロ研修生ユニット'22」として松原ユリヤ、小野田華凜、橋田歩果、村越彩菜、植村葉純の5人で結成。2023年に吉田姫杷、上村麗菜、2024年に島川波菜、相馬優芽を加えたハロプロ研修生9人による「ロージークロニクル」が誕生した。 グループ名は「薔薇色の」そして「希望に満ちた」「幸せいっぱいの」という意味を持つ“Rosy”(ロージー)と、出来事を年ごとに記した歴史書である「年代記」を意味する“Chronicle”(クロニクル)。「いつまでも語り継がれるような、薔薇色の歴史を紡いでいってほしい」という願いを込めて名付けられた。 ■ハロプロOG・宮本佳林からサプライズ発表 メンバー紹介のオープニングVTRが明け、イベントは「未来ハジマリ」でスタート。ロージークロニクルの9人が力強く躍動した後は、進行を務めたハロプロOGの宮本佳林が登場し、最初のMCではメンバーがそれぞれ自己紹介。イベントの意気込みを聞かれた松原は、「皆さんの声援を聞いて、泣きそうです」と心境をつぶやく。 そして、「ライブやイベントなどで『ロージークロニクルです!』っていう自己紹介のときのあいさつが決まりました~!」と橋田が報告し、左半身に寄せた右手で最初は“ロージー”にちなみ手話で“バラ”を形作り、その後“クロニクル”の頭文字“C”を形作るグループオリジナルのポーズを決める。 ロージークロニクルのステージで使用される専用の「オープニングSE」も初披露し、再びのパフォーマンへ。「ダイスキだけど付き合えない」、Juice=Juiceの「イジワルしないで 抱きしめてよ」を立て続けに歌い上げるなど、イベントが盛り上がる中、ラストのMCとなるメンバーの感想コメントの際に、「ちょっと待った~!」と割って入る宮本。 とまどうメンバーや観客を前に、2025年3月19日(水)のデビューシングル発売決定をサプライズ発表すると会場は盛大な歓声に包まれ、メンバーがデビュー決定への思いを伝えていく。 ■デビュー、そしてその先にある“未来”へと走り始める ハロプロ研修生時代からの思い出もたどるメンバーは目に涙を溜め、橋田は「ここからがスタートだと思うので、しっかりリーダーとしてこのグループをまとめていけるように頑張りたい」と意気込み、小学4年生でハロプロ研修生に加入したという松原は「もうすぐ12月で(ハロプロ研修生への加入から)7年目…。デビューできるんだと思いました」としみじみと語る。 村越は「(ユニット加入後、一時期は)大丈夫かなとか、本当にデビューできるかなとか、自信がなくなっちゃったりしたんですけど、こうやって発表されて本当にうれしい」と喜び、吉田は観客に向けて「皆さん、多分ビックリだと思うんですけど、私たちが一番びっくりしてる」と笑顔で伝える。 小野田は「歌もダンスもできなくて、自分で気が付くたびに悔しくなって、練習してもうまくいかない」という時期もあったと明かし、涙をこらえながらデビューの喜びを吐露。 植村は、「(これまでの活動で)お母さんとかパパとか、じいじとかばあばとかが応援してくれて」と家族への感謝を伝え、島川はグループの話し合いで「何もできなくてごめんなさい」と言ったときに「ほのほのパイセン(橋田)がLINEで『ちゃんと成長してるとこ、みんな知ってるから』って言ってくれて頑張ろうって思えた」とメンバー間での心温まるエピソードを明かす。 上村は、自身が加入する以前からいたメンバーがデビューによって「報われたのがうれしくて」と仲間を労い、相馬は「これから、みんなと一緒にライブを重ねていくことで、もっと仲良くなれると思うので。頑張っていきたい」と決意を明かした。 気持ちを落ち着かせたグループは、最後に「CHOちょこっとロッケンロール」を歌唱。「ロージークロニクルでした!」とメンバーは呼吸をそろえステージを締めくくり、さらなる“未来”へと走り始めた。