燃料デブリ試験的取り出し「つかみ上げた」(福島)
福島放送
福島第一原発で行われている、燃料デブリの試験的取り出しについて、東京電力は装置でデブリをつかみ上げたと発表しました。 福島第一原発2号機の燃料デブリの試験的な取り出しは、カメラの不具合で約1カ月半にわたり中断していましたが、28日作業が再開されました。 東京電力は30日午前10時半に、格納容器の底へ下ろした取り出し装置の先端部分がデブリをつかみ、約2時間後に装置先端を吊り上げたと発表しました。 東京電力は早ければ31日にも取り出し装置の回収作業を始め、1週間ほどかけてデブリを装置とともに格納容器から回収することにしています。