広瀬すず「見るたびに鳥肌」 ドキュメンタリー映画ナレーション初挑戦、6・7公開『BELIEVE 日本バスケを諦めなかった男たち』
女優、広瀬すず(25)がドキュメンタリー映画のナレーションに初挑戦することが25日、分かった。6月7日公開の「BELIEVE 日本バスケを諦めなかった男たち」(大西雄一監督)で、収録では昨夏のバスケットボール男子W杯でパリ五輪出場権を獲得した日本代表の激闘を思い返して大興奮。7月26日開幕の決戦に向け、エールを送った。 アカツキジャパンの激闘により列島を包んだ感動と興奮を、すずが声で再び呼び起こす。収録を終えた〝勝利の女神〟は興奮冷めやらぬ様子だ。 「映像を見るたびに鳥肌が立ち、何度も見入ってしまって、あの時の興奮をもう一度体験したようでした。バスケットボール男子日本代表の信じる力、諦めなかった姿が心の奥底に届く作品になっていると思います」 4週間限定公開の「BELIEVE-」は、昨年8、9月にフィリピン、日本(沖縄)、インドネシアで共催されたW杯で、1976年モントリオール大会以来、48年ぶりに自力で五輪出場権をつかんだ日本代表の試合を収録。練習やロッカールームの密着映像、トム・ホーバス監督(57)やエースの渡辺雄太(29)ら選手のインタビューもあり、快挙達成の裏側も垣間見ることができる。 案内役に指名されたのが、W杯でテレビ朝日系中継番組スペシャルブースターとして選手の活躍を後押ししたすず。小学2年から芸能界入りする14歳までPGとして活躍し、大会を現地観戦した経験を糧にナレーションに熱い思いを乗せた。 大役を果たすと、「W杯を目の前で体験しているような感覚になり、現地で見ていたものと全然違う選手たちの姿もたくさん映っていた」と感激。「私以上に熱量のあるバスケファンの皆さんにとっても、たまらない作品。同じ人間として言葉にならない、本当にすごいなと思う姿がたくさんあるので、日本中の皆さんに見ていただきたい」とアピールした。 7月26日開幕のパリ五輪でFIBAランキング26位(2月27日時点)の日本代表はドイツ(3位)、フランス(9位)と同組。目標に掲げるベスト8以上の決勝トーナメント進出に向け、厳しい戦いが待っているが、すずは「さらに、さらにバスケを盛り上げていっていただければ」と全国のブースターに共闘を呼びかけ、再び〝奇跡〟が起きる日を夢見ている。 ★映画の挿入歌は10-FEETの「第ゼロ感」
映画の挿入歌は、昨年大ヒットした映画「THE FIRST SLAMDUNK」の主題歌でロックバンド、10-FEETが歌う「第ゼロ感」に決定。テーマ曲にはラッパー、Rude―α(27)が書き下ろした「Akatsuki」が採用された。ポスタービジュアルも解禁され、W杯時の写真とともにちりばめられた「全員がMVP」など選手たちの熱い言葉も印象的だ。