ランクル70テイストなトヨタの新型ピックアップトラック「ハイラックスチャンプ」日本発売熱望! シンプルイズベストでカスタムベースにも最適!?
2023年10月25日(水)~11月5日(日)に東京ビッグサイトで開催された『ジャパンモビリティショー2023』において世界初披露されたトヨタのピックアップトラックコンセプト「IMV 0」が、2023年11月27日、タイで「ハイラックス チャンプ」としてデビュー。同日より開幕した『バンコクモーターエキスポ』でも展示された。その実車を現地で確かめてきた、そのレポートをお届けしよう。 REPORT&PHOTO:大音安弘(OHTO Yasuhiro) 【画像】タイで発売されたトヨタの新型ピックアップ「ハイラックスチャンプ」!
「IMV」シリーズって何?
そもそもIMVシリーズとは、何なのか。当時アジア本部長であった豊田章男会長が指揮をとり、アジアの経済に貢献したいと現地エンジニアと共に開発した新興国向け世界戦略車プロジェクト「IMVプロジェクト」より生まれたモデル群を指す。タイでは2004年に発売されたピックアップトラック「ハイラックス ヴィーゴ」を皮切りに、車種展開を拡大。今や世界180以上の国と地域で導入され、タイ国内だけで累計270万台以上を販売し、世界各国に累計400万台以上が輸出されている。IMVシリーズには、ピックアップトラック「ハイラック」シリーズに加え、SUV「フォーチュナー」やミニバン「イノーバ」などが含まれている。当初は全て同じシャシーフレームを共有していた。 その最新作がハイラックスチャンプと名付けられた「IMV 0」なのだ。同車は、求めやすい価格と顧客のニーズを取り入れた新たなIMVピックアップトラックとして開発された。ここでのニーズとは、様々なシーンで活用するために必要な架装がし易いように配慮した設計されたことを意味する。具体的には、荷台がウェイオープンウェイフラットベッド仕様であることやカスタマイズ用に各所に穴あけ用のエリアが用意されていることなどが挙げられる。 さらに値段も45万9000バーツから57万7000バーツに抑えている(日本円で約190万円~約238万円ほど)。因みに、同じくシングルキャブの「ハイラックス レボ スタンダードキャブ」の価格は、56万4000バーツ(日本円で約233万円ほど)からとなっているので、エントリープライスが抑えられていることが分かる。 ※1バーツ=4.13円で換算。
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