【山形】山形県鶴岡市で温泉のお湯を利用した芽出し作業
YTS山形テレビ
山形県鶴岡市では、温泉のお湯を利用した稲の種もみの芽出し作業が行われています。 鶴岡市の湯田川温泉で江戸時代後期から続くとされる 温泉のお湯を使った稲の芽出し作業。 鶴岡市のこの時期の風物詩にもなっています。 この日は、午前5時ごろから農家が持ち込んだ「つや姫」や「雪若丸」などの種もみを担当者がおよそ32度の 温泉のお湯が流れる水路に浸していました。 浸されたこれらの種もみは、12時間ほどで引き上げられ、その後、コモをかけて半日ほど蒸すと発芽が促されるということです。 JA鶴岡によりますと専用の機器を使った芽出しに比べてコストが低いほか、発芽が均一になるなどのメリットもあり、農家から好評だということです。 この温泉のお湯の芽出し作業は4月いっぱい続き庄内一円から およそ240トンが持ち込まるということです。