チューリップ・北アルプス競演 富山県入善町でフラワーロード、周辺でグルメイベント
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富山県入善町の春を彩る「にゅうぜんフラワーロード」の会場である同町東狐の飯野小学校西側のほ場で、色鮮やかなチューリップが咲き始めている。13日はオランダ産の「レッドインプレッション」「ファンアイク」が満開となり、来場者が残雪の北アルプスをバックにした眺めを満喫した。 フラワーロードは、町や町花卉(かき)球根組合などでつくる実行委員会(杉澤忠司委員長)が開催。4月下旬までの期間中、無料開放する約5ヘクタールのほ場に約80品種200万本が咲く予定だ。 実行委によると、現在は全体の約5割が開花。今後、県産の「とやまレッド」「黄小町」などが見頃を迎えるという。杉澤委員長は「広大な会場で眺めを楽しんでほしい」と話した。 家族4人で来た富山市上冨居の北野心遥ちゃん(3)は「黄色のお花が好き。見るのが楽しかった」と笑顔を見せた。 会場周辺では13日、地元グルメなどを楽しむイベントが始まり、蒸しカキや焼きそばなどの屋台が並んだほか、はしご車に乗って会場を一望する空中観覧もあった。最終日の14日は午前10時~午後4時。はしご車は整理券が必要で、午後から稼働する。