シャバカ、アルバム『美の恵み』の続編にあたる5曲入りEP『Possession』を発表
12月12日(木)に一夜かぎりの来日公演を東京・渋谷 WWWで開催するシャバカ(Shabaka)が、5曲入りEP『Possession』を12月6日(金)に発表します。これまでおもに演奏していたサックスを置き、フルート、クラリネット、尺八などを演奏した最新アルバム『美の恵み』の続編にあたるというこのEPには、ビリー・ウッズ、エルシド、エスペランサ・スポルディング、ンドゥドゥゾ・マカティーニ、ブランディ・ヤンガー、カルロス・ニーニョ、ジェイソン・モランらが参加。ビリー・ウッズをフィーチャーした先行シングルの「Timepieces」が公開されています。 先行シングルの「Timepieces」についてシャバカは「『Possession』のオープニング曲〈Timepieces〉の原点は前作AL『美の恵み』にさかのぼる。『美の恵み』から〈エンド・オブ・イノセンス〉のオリジナル音源をサンプリングして〈Timepieces〉の基礎を作り、そこにビリー・ウッズの作詞の才能を借りた。AL『美の恵み』は当初、ヴァン・ゲルダー・スタジオとロンドンのスタジオで録音されたアコースティック音楽を披露するという計画だったが、今回、その素材を分解してサンプリングし、アルバムに付随するビート・セグメントを制作することになった。〈Timepieces〉はこの意図をもって作られた」と、アルバム『美の恵み』との繋がりを解き明かしています。 また、EP『Possession』については「ある次元の意識圏から別の次元の意識圏への移行を特徴付ける、自由に浮遊する限界空間の探求です」と語っています。 Photo by atibaphoto