<SANDA>テレビアニメが2025年秋放送 村瀬歩と東地宏樹が二人一役 三田とサンタに
霜山監督は「アニメ化にあたって『SANDA』のキャラクターたちが放つ光をより輝かせるぞという気持ちで制作しています。『大人と子供』とは、と悩む三田とそんな三田を振り回すキャラクターたちが生き生きと動くのを楽しみにしてください!」と語っている。
シリーズ構成・脚本を担当するうえのさんは「初めて原作を読んだ時、冬村のことが好きになりました。脚本を書いて冬村のことが大好きになりました。大人になりかけている子供たちの不器用な青春を見守ってください。何卒よろしくお願いいたします」とコメント。
音楽を担当する田中さんは「アニメーションの劇伴を全て担当するのは実は初めての経験で、非常に楽しくやらせていただいております。しかも初めてだというのに、従来の作法とは全く違う、フレキシブルでアグレッシブな劇伴の制作方法を提案差し上げたのですが、それを監督はじめスタッフの皆さまが受け入れてくださり、結果、非常に面白い作品が生まれそうであります。乞うご期待」と話している。
キャラクターデザイン・総作画監督を務める石山さんは「板垣巴留先生が描く魅力的な人物たちを、原作ファンの方々に『そうそう、色がついて動いたら絶対こうだよね!』と感じていただけるように、また初見の方々にも本作が板垣先生の作品に触れる一助となれるように、とにかく元の魅力を引き出すことに注力してデザインしました。ドタバタしつつ、凍(い)てつくも熱い物語を一瞬たりともお見逃しなく! 皆さんにとって、すてきなプレゼントになりますように」とメッセージを送った。
「SANDA」は、2021年7月に「週刊少年チャンピオン」(秋田書店)で連載を開始し、今年7月に最終回を迎え、約3年の連載に幕を下ろした。超少子化時代を迎え、子供が過剰に保護された近未来の日本が舞台の異色の“サンタクロース”ヒーローアクション。
◇スタッフ(敬称略)
監督:霜山朋久▽シリーズ構成・脚本:うえのきみこ▽音楽:田中知之(FPM)▽キャラクターデザイン・総作画監督:石山正修▽アニメーション制作:サイエンスSARU