「危険運転致死罪の成立」が争点 検察が立証目指す「制御困難」「妨害運転」とは 大分時速194キロ事故
今回の裁判は法改正にも繋がる重要な裁判
(Q.一方で、法改正の動きも出て来てるんですよね。) ◆TOS山路謙成記者 はい。2023年自民党が「危険運転致死傷罪」の在り方を検討するプロジェクトチームを発足し、当時の岸田総理に「法律の条文が分かりづらく適用のハードルが高い」などとして提言書を提出しました。 これを受けて現在は、法務省が法改正などを議論する検討会を立ち上げています。 最新の議題では「過失運転致死傷罪」よりも重く「危険運転致死傷罪」よりも軽い罪を新設するかどうかなどが議論されています。 大分の事故などをきっかけに適用の難しさが浮き彫りとなっている「危険運転致死傷罪」。今回の裁判は法改正にも繋がる重要な裁判として全国的にも注目されています。 判決は11月28日に大分地裁で言い渡されます。
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