【プレイバック’03】田中聖&あびる優 高校生人気アイドル同士の放課後〝イチャイチャ〟現場
10年前、20年前、30年前に『FRIDAY』は何を報じていたのか。当時話題になったトピックをいまふたたび振り返る【プレイバック・フライデー】。今回は20年前の’03年12月26日号掲載の「ジャニーズJr.『KAT-TUN』田中聖&あびる優〝仲良し下校〟現場」をお届けする。 【イヤッ、見ないでぇ……】恥ずかしがって顔を隠すあびるをイジり続ける田中聖 ‘03年当時、まだ正式にデビューしていなかった『KAT-TUN』はジャニーズJr.の中で一番人気のグループで、田中聖(当時18)も舞台やドラマなどで活躍していた。タレントとして活動していたあびる優(当時17)は前年にはアイドルユニット『Licca』でCDデビュー。バラエティ番組でそのトークがウケはじめていた頃だった。高校では田中があびるの1年先輩。そんな2人の〝仲良し下校〟姿を本誌はとらえていた。 ◆周囲の目も気にせずバス停で…… 実は前年の夏、この2人が仲良くおさまったツーショットプリクラがすでにファンの間に流出しており、つき合っているというウワサが囁かれていた。本誌もこの記事の8カ月前に2人の「渋谷居酒屋デート」を報じている(5月2日号)。このとき、2人の所属事務所はともに交際を否定していたのだが、やっぱり相当に仲は良かったようだ。 当時の記事ではこのときの2人の様子を次のように描写している。 《12月の期末テスト期間中のある日、優チャン(高2)が学校近くのバス停に座っていると、聖クン(高3)がやってきた。彼は自分のカバンをまるで恋人に預けるように、優チャンの膝の上にポンと置くと、彼女を誘って近くでヒソヒソ立ち話。 その後、ベンチに戻ると、今度は優チャンの前髪をかきあげ、剃りすぎて薄くなったマユ毛を「見せてみろよ」と、何やらからかい始めた様子。「やーだ!」と、 紫色のマフラーで顔を隠す優チャン。 でも彼女も負けていない。アディダスライン風に縦縞模様の剃りを入れている聖クンのマユを指差して、「自分の方こそ 何よ!」と〝反撃〟開始。周囲の目も気にせずイチャついていたが、やがて友達を含めて一緒にタクシーに乗り込んだ。》 2人が通っていたのは芸能コースがあることで有名な都内の私立高校。田中と同じ学年には、山下智久、北山宏光、城田優など、女性は蒼井優や上戸彩(中退)がおり、「黄金世代」と呼ばれていた。 「芸能コースは他のコースの生徒たちとの接点はないのですが、同じ芸能コース内では学年を越えてつき合いもあったようです。田中の一学年下にいたあびる優は〝学校史上最強の美女〟といわれ、田中と山Pが取り合ったという〝伝説〟もあります。このときの遺恨から、後々まで2人の仲は悪かったとか」(芸能記者) このときはラブラブだった田中とあびるだが、その仲は長くは続かなかったようだ。あびるは’04には『DA PUMP』のISSAと、’07年には田中の同級生だった山Pとの熱愛を報じられている。 ‘06年についに『KAT-TUN』でデビューを果たした田中は、やや型破りなジャニーズアイドルとして人気者となっていったが、「型破り」が過ぎて’13年9月にジャニーズ事務所を解雇される。その後、音楽活動を続けるが、大麻や覚せい剤など度重なる逮捕を経て、現在は薬物依存者の回復支援施設に従業員として在籍しているとされている。 あびるは’14年に格闘家の才賀紀左衛門との電撃結婚を発表。翌年には長女が生まれたが、’19年に離婚してしまう。当初、娘の親権は才賀が持っていたため、あびるは裁判所に訴えて親権を変更したものの、娘は依然才賀のもとにいると思われる。その間の’22年2月にあびるは第2子を出産していた。子供の父親は一般男性で入籍は考えていないそうだ。 大人になって、いろいろとややこしい問題に悩まされている2人にも、こんなに無邪気な高校生活はあったのだ。
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