ブルージェイズの地元メディアが切実訴え 佐々木朗希の争奪戦で最終候補浮上も…大谷翔平の“誤報騒動”を振り返り「傷つく覚悟はできている」
獲得競争がいよいよ大詰めだ。 今オフにロッテからポスティングシステムでメジャー移籍を決断した佐々木朗希。その移籍先は現在、3球団に絞られている。現地時間1月13日(日本時間14日)、米スポーツ専門局『ESPN』のジェフ・パッサン記者は、「日本のスター右腕ササキの獲得最終候補はドジャース、パドレス、ブルージェイズだ」と報じた。 【動画】佐々木朗希が日本人最速タイに並んだ!驚愕の「165キロ」を計測した歴史的瞬間の映像 ドジャース、パドレスの一騎打ちではないかと一部で噂される中、ブルージェイズの存在は、ちょっとした驚きと言えるかもしれない。今回の報道を受け、地元紙『Toronto Star』は、「ロウキ・ササキ、どうかブルージェイズを選んでほしい。トロントはこれ以上の拒絶に耐えられない」などと、記事内でメッセージを送っている。 ブルージェイズといえば、大谷翔平のトロント行き騒動は、記憶に新しいところだろう。ドジャースとの合意直前、一部メディアでは、「オオタニが今日トロントへ向かう途中だ」と報道がなされ、空港にメディアが集まるほどの騒ぎに。しかし、実際に乗っていたのは別人。ブルージェイズファンをぬか喜びさせる誤報だった。 この事件を振り返り、「一生分の悲しみを味わった。でも私たちは、ササキのために再び心を捧げている」と記した同紙。「あなたもこの街に恋してしまうかもしれない」と力強くアピールし、その後も、「傷つく覚悟はできている。何度も傷ついてきたから。私たちは真剣に受け止めてもらいたい」と切実な訴えを綴っている。 はたして最終的に佐々木は、どんな決断を下すのか。交渉期限は、米東部時間23日午後5時(日本時間24日午前7時)までだ。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]