クマがもう目の前に… 少しでもけがを軽くするため「首、顔、頭など急所をリュックサックで防ぐ 頭からかぶる」専門家に聞いた
(若狭キャスター) 「ラジオや人の声など、聞こえるようなものを出し続けることが大事なんですね」 (岐阜大学 淺野准教授) 「そうですね、聴覚やにおいで周囲の状況を把握する動物なので、音が非常に有効になります」 (若狭キャスター) 「とはいえ、これからの季節、人が山に入るということも多くなります。出会ってしまった場合は、どのように対処すればいいのでしょうか?」 (岐阜大学 淺野准教授) 「ある程度距離がある状況で出会った場合には、クマを刺激しないようにクマの方を見ながら、ゆっくりとその場から立ち去ることで、被害を防ぐことができる場合が多いです。万が一、不幸にもクマがもう襲ってくる、攻撃を仕掛けてくるという場合に我々ができることは、できるだけけがの程度を小さくするということが大事になります。首、顔、頭など急所になるところをリュックサックで防いだり頭からかぶったりして、急所を避けることが大事かなと思います」 (若狭キャスター) 「これからの季節、クマと人が出会ってしまう危険性もあります。音を発するものを身に着けて山に入るなど、きっちりとした対策をお願いしたいと思います」
CBCテレビ