大型台風通過後に震度5の地震発生を想定 えびの市で災害対策本部の機能強化を図る訓練
宮崎放送
台風や大規模地震など複数の災害が同時期に発生する複合災害に備えます。 宮崎県えびの市で災害対策本部の機能強化を図る訓練が行われ、初動対応を確認しました。 えびの市役所で行われた20日の訓練には、市役所の全職員のほか、自衛隊や消防などの関係機関からあわせておよそ280人が参加しました。 訓練は、大型台風が県内を通過したあと、えびの市で震度5強の地震が発生したという想定で行われ、すぐに災害警戒本部から災害対策本部へと切り替えられました。 そして、参加者たちは建物や道路などの被害状況をまとめたり、避難者の安否を確認したりするなどして各機関と連携を図りながら対応にあたりました。 (参加者) 「他の対策部とのいろんな連携が必要なので、そういったところを強化できるような訓練を、今後繰り返してやっていかなければいけないと思った」 えびの市では、こうした訓練を通して、職員の防災意識の向上につなげたいとしています。
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