横浜隼人の149キロ右腕はスカウト注目の逸材！鶴嶺、湘南など公立校にも好投手が揃う

　ノーシードも逸材が揃う。その中でも横浜隼人の149キロ右腕の沼井 伶穏投手（3年）は春季県大会でも140キロ中盤の速球を披露し、視察した球団スカウトからの評価を高めた。身長186センチと長身で、身のこなしも軽快。夏までに総合力を高めることができるか。磯貝駿乃介投手（横浜商大高）は左腕から140キロ前半の速球を投げ込み、ピンチの場面でギアを上げて圧倒する。鈴木 圭晋投手（横浜創学館）は下級生からエースとして活躍してきた本格派右腕。体つきも逞しくなり、140キロを超える速球も増えてきた。カーブ、スライダーを丁寧に投げ分けて、ゲームメイクができる。さらに完成度を高めていけばシード校を苦しめる存在になりそう。 　公立校にも逸材投手が揃っている。上川 洋瑛投手（鶴嶺）は昨夏の横浜隼人戦で、2失点の好投を見せた。ダイナミックな投球フォームから140キロ前半の速球、曲がりが鋭い変化球で勝負する本格派右腕。鈴木 雄飛投手（湘南）は140キロ前半の速球を投げる速球派右腕で、打者としてもパワフルなスイングで長打を量産し、二刀流として才能が高い。岩瀬 将投手（菅）は最速143キロを誇る右腕で、スカウトの評価も高まっている。二見 桜輔投手（金沢）は昨夏の神奈川大会でも好投した実戦派右腕。130キロ後半の速球、切れ味鋭いスライダーを武器とする本格派右腕だ。大竹 倖太郎投手（大師）は春季県大会の白山戦で18奪三振を記録した2年生右腕。スリークォーター気味のフォームからスライダーで三振を量産する。