女川原発再稼働で東北電力が25年2月・3月の電気料金を“一時的”に値下げ 本格的な料金の見直し「現時点では考えていない」
青森テレビ
冬将軍の到来とともに気になる『光熱費』。東北電力は、2025年2月と3月分の電気料金を対象に1キロワットアワー当たり2円の割引を行うことを明らかにしました。 【写真を見る】女川原発再稼働で東北電力が25年2月・3月の電気料金を“一時的”に値下げ 本格的な料金の見直し「現時点では考えていない」 東北電力は18日、2025年2月と3月の電気料金を対象に一時的な割引を行うと発表しました。 10月29日に、宮城県の東北電力女川原発2号機が被災地の原発として初めて再稼働したことを節目とし、顧客に感謝の気持ちを示すということです。 具体的には、一般的な家庭が使う低圧では1キロワットアワー2円の割引になります。 契約種別によって異なるものの、使用電流が30アンペアで260キロワットアワーを使う家庭では、1か月520円程度の割引が見込まれています。 高圧や特別高圧では1キロワットアワー当たり1円の割引となります。 東北電力青森支店 関野博朗 副支店長 「先々の安定供給やカーボンニュートラルへの取り組みのために、一定の設備投資等が必要になってくると考えられています。従いまして、今現在は現時点で本格的な料金の見直しということは考えてございません」 期間限定の割引にとどまることについて東北電力は「相次ぐ自然災害や燃料価格の高騰によって財務基盤の立て直しが必要であり、現時点で本格的な料金の見直しは考えていない」と説明しています。
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