注目機は森永隆と中辻博訓が獲得/ボートレース津
ボートレース津の「第16回鳥羽一郎杯争奪戦」は3日に初日を迎える。 時折強い雨が降る中でのスタート特訓となったが、好感触を得たのは塩崎桐加。「行き足が良く、スタートも安定して行けた。乗り心地も最近にない感じで良かった」と話しており、新期を順調な手応えで迎えられそうだ。 また、メーカーエンジンの14号機を手にしたのは森永隆で、近況は威力を発揮している20号機は中辻博訓が手中。しかし、中辻は「良いことはなかった。回転が上がっていない」と半信半疑の様子。初日は天候の回復が予報されているため、20号機の本来の力が見られるかもしれない。 ドリーム組では吉川喜継が上昇中のエンジンを味方につけ、特訓後も明るい表情見せていた。ただ、注目したいのは1号艇に組まれた地元の松尾拓だ。「スタートは届いていたし、班での比較でも大差はない」とエンジンに合格点をつけた。今年は7月の当地戦で優勝を飾ったが、以降は勝利から遠ざかっている。A1級の確保にも苦戦していたこともあって、今節は当地ダービーに向けて立て直しを図りたいところだ。
マクール