殿が重んじた弓を再び 400周年記念祭 旧小笠原家書院で公開練習【長野県】
旧小笠原家書院の築400周年に合わせた弓道の公開練習が18日、長野県飯田市伊豆木の同所であり、飯田女子高校弓道クラブが的を射る様子を多くの人が見学した。 小笠原家が弓を重視した歴史にちなんで三穂まちづくり委員会と400周年記念祭実行委員会が主催。広場に射場を設け、部員たちが3人ずつ弓を引いた。 地区内外から集まった幅広い年代の観客は、静寂に包まれた広場でかたずをのんで練習を見守り、部員たちは的を射抜いた仲間に「よし!」と声援を送った。 400年記念祭は昨年から始まり、「本番」となる今年はさまざまな関連イベントを予定している。6月8日からは飯田市美術博物館で文化トピック展示「伊豆木小笠原家と旧小笠原家書院」が始まる。