消防学校で入校式
BBCびわ湖放送
この春採用された消防職員の入校式が東近江市の滋賀県消防学校で行われ、大津市消防局や彦根市消防本部など、県内に7つある消防局などに採用された18歳から26歳までの男女72人が真新しい制服に身を包み、式に臨みました。式では、滋賀県消防学校の奥村隆弘校長が式辞に立ち、「住民の期待に応えるため、この消防学校で熱い思いを胸に最後までやり遂げてくれることを期待します」などと新入職員を激励しました。今年の元日に発生した能登半島地震では、この日までに240人を超える命が失われました。県内に目を向けても琵琶湖西岸断層帯をはじめ、びわ湖を取り巻く形で多くの断層があり、いつ大規模な災害が起こるか分かりません。それだけに、消防職員の活躍の場は幅広く、また重要です。入校した72人はこれから半年にわたって、消防学校で専門の知識と技術を学び、その後、採用された消防局などで消防士として活躍することになっています。