【MLB】ツインズのレバインGMが退団へ フォルビー編成本部長と二人三脚で8年間 他球団移籍の可能性も
日本時間10月5日、ツインズはサッド・レバインGMが来季チームに復帰しないことを発表した。レバインはポストシーズン進出を逃した今季の責任を取らされたわけではなく、フロントオフィスのリーダーシップの継続的な変化のなかで、チームを去ることを決断したようだ。2017年から8年間、デレック・フォルビー編成本部長との二人三脚でチームを支えてきたレバインは「ツインズの今後の大成功を祈っています。デレックがさらなる成功を収めるために、次の適切なパートナーを見つけられることを願います」と語った。 ツインズのサッド・レバインGMが退団へ 同地区のタイガース、ロイヤルズとの熾烈なワイルドカード争いのなかで、シーズン終盤に大きく失速し、ワイルドカード獲得を逃した今季のツインズ。フォルビー編成本部長とロッコ・バルデリ監督は来季以降もチームにとどまるが、3人の打撃コーチ(デービッド・ポプキンス、デレック・ショーモン、ルディ・ヘルナンデス)とベンチコーチ補佐のトニー・ディアスの退団がすでに発表されていた。それに続いてレバインの退団が発表され、今オフのツインズはフロントオフィスと現場の両方で大きな変化を迎えることになりそうだ。 レバインはロッキーズのフロントオフィスに在籍したあと、2006年から2016年まで11年間にわたってレンジャーズでGM補佐を務め、2016年11月にツインズのGMに就任。フォルビー編成本部長との二人三脚でチームを支えてきたが、近年はフォルビー編成本部長が主導権を握る場面が多くなっていたという。 25年間という長きにわたって3チームのフロントオフィスで活躍してきたレバインはフリーエージェントの立場になり、次の職場を探すことになる。フロントオフィスのトップ(編成本部長)の候補として声をかけるチームが出てくる可能性は高く、名捕手バスター・ポージーを編成本部長に抜擢したジャイアンツがポージーを支えるGMとしてオファーを出す可能性もあるだろう。これまでの実績から考えて、レバインの就職活動は難航しないと思われる。