中米卓球チームの相互訪問、人的交流に新たな弾み 外交部報道官
【東方新報】中国外交部の毛寧(Mao Ning)報道官は10日、北京大学(Peking University)の卓球チームが招待されて米国を訪問し、アメリカ卓球協会(USATT)卓球オープン選手権大会や在米中国大使館・領事館主催の歴史的卓球外交記念イベントに参加したことを紹介した。 毛報道官によると、チームは卓球をプレーし、ピンポン外交に関わっている米国の友人や若い学生、地元の人びとと交流したという。また、バージニア大学(University of Virginia)の卓球代表団は招待を受けて中国を訪問し、清華大学(Tsinghua University)で開催された中米青少年卓球交流会に出席した。「相互訪問は、ピンポン外交から始まった中米友好の物語に新たな章を加え、人と人との交流に新たな弾みをつけた」と述べた。 「中米関係の希望は国民にあり、その基盤は私たちの社会にある。その未来は若者にかかっており、その活力は国家レベルの交流から生まれる」と毛報道官は話した。 53年前、中国と米国の若い卓球選手が北京市で中米関係正常化へのスタートを切った。 さらに毛報道官は、「両国の人的交流が増えれば増えるほど、中米関係に対する国民の支持、展望、ダイナミズムは大きくなる。中国は米国と協力し、サンフランシスコ首脳会談で達成された人的交流の促進に関する重要な共通認識を実現し、ピンポン外交の精神を継承し、両国民の友好の新たな章を刻む用意がある」と語った。(c)東方新報/AFPBB News ※「東方新報」は、1995年に日本で創刊された中国語の新聞です。