昭和レトロな建造物の魅力は「個性的」なタイル、窓、看板の文字!「ROKO:古き良き懐かしき巡礼」さん
有楽町ビルと新有楽町ビル、ニュー新橋ビルがお気に入り
――そんな素敵な昭和レトロ建造物の中で、お気に入りの建物を教えていただきたいです。 ROKOさん:東京なんですけれど、有楽町ビルと新有楽町ビルです。お隣同士で立っているビルですが、残念ながらどちらも2024年現在は閉館してしまったと思うんですけれど(※2023年に建て替えのため閉館、2024年以降に解体予定)タイルがすごく綺麗で、階段部分もすごく凝った作りになっていたんです。 あとは、ニュー新橋ビル。 この3つがすごく好きなビルです。ニュー新橋ビルももう外観からして手が込んでいるのと、階段やエレベーターのところにすごく綺麗なタイルが貼ってあったのが印象的ですね。 ――新しいビルと比べると細部がかなり凝っているのがわかりますね。 今挙げていただいたのはビルでしたが、マンションでお気に入りの建物はありますか。 ROKOさん:このマンションです。これをポストしたのは昭和レトロ建造物をポストし始めて初期の頃なんですけれど。 窓の上にテントのような日よけがついているんですが、これがカラフルなんです。このマンションを偶然見つけた時はもうすっごく嬉しかったですね。意外と家の近所にあったのですが、それまでは全く知らなくて、たまたま細い路地に入って見つけたんです。見つけた時にはびっくりして感動しました。
構成・文/大槻由実子 編集/坂口彩
大槻 由実子