『名探偵コナン』怪盗キッド、実写化するなら? キャスティング候補を勝手に妄想
意外と肉体派な怪盗キッド、ハンググライダーで空を舞う姿が映えるのは……
その一方、怪盗キッドは実際には意外と肉体派。厳重な警備が張り巡らされた場所から獲物を盗み出すため、ありとあらゆるアクションを駆使している。作中最強キャラの京極真と1対1でバトルしたこともあるほどだ。実写でその活躍を再現するなら、役者には身体を張ったアクションが求められることだろう。 そこで名前を挙げるべきは、やはり横浜流星だろうか。有名な話だが、横浜は極真空手の有段者で、中学生の頃には国際大会に優勝したこともある実力の持ち主だ。ほかにも逸話には事欠かず、映画『春に散る』ではプロボクサーの役を演じるために身体を鍛え上げ、撮影後にボクシングのプロテストに合格。また映画『ヴィレッジ』の撮影では、格闘技経験者ならではの高度な受け身の技術を活用していたらしく、舞台挨拶にて元格闘家の共演者・一ノ瀬ワタルから「それをやられる俳優さん俺は初めて出会った」と絶賛されていた。(※) どんなアクションシーンでもこなせそうな信頼感があるので、怪盗キッド役をぜひ見てみたい俳優だ。ただフィジカルがあまりに“強すぎる”ため、むしろ京極や安室透の方が向いているかもしれないが……。 同じくアクションに期待できる若手俳優として、志尊淳の名前も挙げておきたい。映画『HiGH&LOW THE WORST』における鳳仙学園のトップ・上田佐智雄や、Netflixシリーズ『幽☆遊☆白書』の蔵馬など、ド派手なバトルシーンのある役柄をこなしてきた。クールな顔でダイナミックなアクションを行う姿は、怪盗キッドそのものだ。 なお、『名探偵コナン』はこれまで何度か実写化されているが、アクションシーンの再現が難しかったためか、基本的にはミステリー寄りの作りになっていた。しかしここ最近、VFX技術の進化によって実写化作品を取り巻く状況は大きく変わっており、Netflixシリーズ『幽☆遊☆白書』や映画『ゴールデンカムイ』といったアクション路線の成功作が次々生まれている。 『名探偵コナン』に関しても、いつか迫力のある映像で実写化される日がやってくるのではないだろうか。もしそんな企画が実現するとすれば、誰が怪盗キッド役を演じることになるのか……想像は膨らむばかりだ。 参照 https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202305010000418.html
リアルサウンド編集部