山形放送

大石田町で開催される「新そばまつり」を前に23日、試食会が開かれ、まつりの関係者が今年の出来を確かめました。 試食会には、大石田町のそば店やそば打ち愛好家、それに町の関係者などおよそ20人が参加しました。 「大石田町新そばまつり」は、在来種、「来迎寺在来」の新そばを味わってもらおうと、毎年、収穫が始まるこの時期に開かれる人気イベントです。23日は、関係者たちがさっそくゆでたてを試食し、今年の出来栄えを確認しました。 試食「最高のソバ」「うまい」「米粒くらいのワサビを乗せて…おいしい」 「来迎寺在来」は、甘みがあり香り高いのが特徴で、ことしは、ソバの花が開花する9月上旬の寒暖の差が大きかったことで、申し分ない味に仕上がりました。 大石田そばの道楽の会　小玉進会長「試食してみて香りの良さとのどごし歯ざわりと弾力もあってすごくおいしい。風味と甘みも十分出ているのでみなさんに味わってもらいたい」 「大石田町新そばまつり」は、10月26日と27日の2日間開かれます。一人2杯食べられる前売り券は、ほぼ完売しましたが、当日券は、それぞれ100枚ずつ販売する予定です。また、新そばは町内の14のそば店でも順次、提供されるということです。