写真=マイデイリーDB

17億ウォン（約1億9,000万円）台の投資詐欺容疑で起訴された、DECEMBER出身のイ・ユニョクが懲役6年を宣告された。 法曹界によると、仁川（インチョン）地法刑事15部（リュ・ホジュン副長判事）は、23日に開かれた宣告公判で、特定経済犯罪加重処罰法上の詐欺容疑で拘束起訴されたイ・ユニョクに懲役6年を宣告した。 裁判部は「被告人は高額のお金を横取りした」とし「初期の犯行で警察の調査を受けているにもかかわらず、自粛せずに犯行を続けた」と明かした。 理由としては「被害者のうち1人は好きな芸能人だった被告人から詐欺に遭い、相当な精神的苦痛を受けた。被告人が反省はしているが、被害回復が出来ておらず、被害者も刑事処罰を望んでいる点などを考慮した」と説明した。 先立って、検察は先月2日に開かれた結審公判で「被害者が20人近くに達しており、被害額も17億ウォンにのぼる」とし「被告人が一部の容疑を否認している点も考慮した」とし、イ・ユニョクに懲役10年を求刑した。 イ・ユニョクは2021年8月から昨年5月まで、知人を含めた20人から投資の名目で計17億ウォンを受け取った疑いで起訴された。彼は「中国に化粧品を流通するビジネスを展開しているが、投資すれば元金に30％の収益を上乗せして2～3週間以内に返す」と、投資を誘導したという。 その後、昨年6月に8億ウォン（約9,000万円）台の詐欺容疑で拘束起訴された。また、別の7件の詐欺容疑も明らかになり、裁判部は全ての事件を併合して審理を進行した。 イ・ユニョクは2007年に音楽界にデビューし、2009年からDECEMBERとして活動。2017年には、過去に犯した飲酒運転によって免許が中止された状態で車を運転し、摘発された。