本間日陽“美穂”、中沢元紀“航平”の難聴を知って喜ぶドン引き演技に称賛の声「めちゃリアリティ」<ひだまりが聴こえる>
中沢元紀と小林虎之介がW主演を務めるドラマNEXT「ひだまりが聴こえる」(毎週水曜深夜0:30-1:00、テレ東系)の第3話が、7月17日に放送された。太一(小林)から航平(中沢)が難聴であることを聞き、美穂(本間日陽)が小説の話みたいだと喜ぶ様子が描かれて、ドン引きしてしまった。 【写真】お弁当を食べながら笑い合う太一(小林虎之介)と航平(中沢元紀) SNSでは「小説のくだり正直うわぁってなったけど視聴者にちゃんとそう思わせる良い演技やったね」「めちゃリアリティあって、本間日陽ちゃん、すごいってなった」と、美穂を演じる本間の演技に称賛の声が寄せられた。(以下、作品のネタバレを含みます) ■「ひだまりが聴こえる」とは 本作は、文乃ゆきによる同名コミックが原作。難聴によっていつしか人と距離を置くことが当たり前になってしまった大学生の杉原航平(中沢)と、明るくまっすぐな性格の同級生・佐川太一(小林)が、聴覚に障がいのある生徒に講義内容をリアルタイムで伝えるボランティア“ノートテイク”によってつながっていく姿を描く、切なくもはかないヒューマンラブストーリー。 また、太一の友人・横山智紀(通称:ヨコ)を宇佐卓真、同じく太一の友人・安田哲(通称:ヤス)を夏生大湖、料理教室の先生である航平の母・杉原涼子を西田尚美、太一の祖父・佐川源治をでんでんが演じる。 ■太一は難聴の航平のノートテイカーとなる 中学の頃、突発性難聴を発症して以来、人と距離を置くことが当たり前になった大学生の杉原航平。ある日、いつものように1人でお弁当を食べようとしたところに同級生の佐川太一が突如現れる。バイトをクビになり、お腹を空かせていた太一に、航平は無言で自分のお弁当を差し出し、去っていった。 その後、航平は耳が聞こえづらいことを知った太一は、お弁当のお礼にと、聴覚障がいのある生徒に講義内容をリアルタイムで伝えるボランティア“ノートテイク”に自ら名乗り出て、1回につきお弁当1個を条件に航平のノートテイカーとなることに。 太一と航平はヤスに頼まれて映研サークルの撮影に参加する。そこに手伝いに来ていたヨコ(宇佐卓真)のいとこ・美穂(本間日陽)が、ヨコを通じて自分の連絡先を知りたがっている事を知り、太一は期待する。 ■実際に会うと美穂の目的は航平のことで… 実際に2人で会うことになるが、太一は美穂から航平の事ばかりを聞かれてがっかりする。美穂から航平と知り合ったきっかけを聞かれた太一は、航平のノートテイクをしてると話す。美穂は航平の耳が聞こえにくいことを知ると、「え、うそ…やばい!」と目を輝かせて喜び、本を出してくる。 美穂は「この小説と同じ! 主人公の女の子が耳の聞こえない男の子と出会って恋する話なんだけど、私、今超ーーーハマってて! かわいそうな彼のために尽くす主人公がマジで泣けるのね!」と興奮気味に話し、「私、手話で会話とか憧れてたんだけど、今まで周りにそういう人いなかったし、物語の中の人って感じ!」と言って満足そうに笑う。 太一は拳をギュウッと握りしめてテーブルを乱暴に叩き、「何言ってんだよ。あいつは手話なんて使わねぇし、まったく聞こえないわけじゃねぇし、かわいそうだなんて勝手に決めつけんなよ! それにあんたにとっては物語の中の話でも、あいつにとっては現実なんだぞ」と真剣な眼差しで言い放つのだった。 航平の難聴を知って喜ぶ美穂にドン引きさせられ、太一の言葉に胸が熱くなった。SNSでは「小説のくだり正直うわぁってなったけど視聴者にちゃんとそう思わせる良い演技やったね」「美穂ちゃんの全く悪意のない感じ上手だな~」「めちゃリアリティあって、本間日陽ちゃん、すごいってなった」と美穂を演じる本間の演技に称賛の声が寄せられた。 ◆構成・文=牧島史佳