聖光学院逆転勝ち 1年生躍動 秋季高校野球福島県大会 準々決勝(9月24日)
▽準々決勝 聖光学院13-5いわき湯本(7回コールド) 打線がつながった聖光学院がいわき湯本に逆転勝ちした。聖光学院は1点を追う二回、猪俣の2点三塁打などで一挙6点を挙げ逆転した。いわき湯本は一回、野崎の中前打、石井の3点二塁打で4点を先制したが、リードを守り切れなかった。 ■2番の猪俣、好機に2点三塁打 左腕古谷野は無安打好リリーフ 聖光学院は2番猪俣陽向と2番手古谷野太心の1年生2人の活躍でいわき湯本に快勝し、準決勝に駒を進めた。 一回に主戦の大嶋哲平が立ち上がりを攻められ4点を失う苦しい展開に。3―4の二回1死一、二塁から、猪俣が内角低めのチェンジアップを捉えた。打球は左中間を破り、逆転の2点三塁打となった。先発出場のメンバーで唯一の1年生だが「思い切りのあるプレーと打席での粘り強さを意識している」と気負わずに結果を残した。 五回からは左腕の古谷野が登板。チェンジアップを決め球に四つの三振を奪い、安打を許さなかった。「先輩たちに頑張ってこいと言われ、全力で投げられた」と汗を拭った。
秋の県大会4連覇に向けて残すは2試合。猪俣は「聖光らしい泥くさいプレーで貢献する」と意欲を見せた。 ▼いわき湯本・石井希周(一回に左越え3点二塁打)チームのためにまず自分が取ってやろうと打席に入った。まだ未熟なところがあるのでもっと成長したい。