森公美子、複数の役を演じることの悩み明かす「毎日、『私、今誰?』という状況」
俳優の森公美子が、1月30日に東京・在カナダ大使館で開催されたブロードウェイミュージカル『カム フロム アウェイ』の制作発表記者会見に出席した。この会見にはほかに、安蘭けい、石川禅、浦井健治、加藤和樹、咲妃みゆ、シルビア・グラブ、田代万里生、橋本さとし、濱田めぐみ、柚希礼音、吉原光夫が出席する豪華な顔ぶれとなった。 【動画】森公美子、ミュージカル制作会見で号泣 役の演じ分けでパニックに「今、私は誰?」 『カム フロム アウェイ』は、トニー賞などを受賞したヒット作で、日本では初演となる。2001年の同時多発テロの裏で起きた、カナダの小さな町での実話をもとにしたミュージカル。目的地を失い、ニューファンドランド島にある小さな町・ガンダーに降り立った38機の飛行機には、7000人の乗客や乗員が乗っていた。人種も出身もさまざまな彼らは、その地でどんな5日間を過ごし、飛び立つのかを描く。なお、キャストは12人で100人近くのキャラクターを演じ分ける。 安蘭は「ニューヨークで観劇してとても感動した。日本で上演するならぜひ出たかった」と気合十分。何役もこなすことについては「ダイアン以外の役のセリフは一言なので、どうにか違いを出したいと思って挑戦しています。稽古でやり過ぎだって言われるくらいやっています」とアピール。 また、森は「演じる役柄が複数ありますが、息子を亡くした母ハンナという重要な役をメインに演じます。でも、このポンコツがですね…毎日『私、今誰?』『どこに行けばいいの?』という状況が続いて泣きそうです(笑)」と場を盛り上げていた。