佐々木朗希がXmas休暇前にMLB5チームと面談「ドジャースは含まれず」とド軍メディア「優勝候補は依然として...」
今冬にMLB移籍を目指す佐々木朗希の動向が、米メディアから注目を集めている。 ロサンゼルス・ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』は現地12月26日、「5チームがロサンゼルスでササキと面談したと報じられている。そのなかにドジャースは含まれていない」と伝えた。 【画像】大谷翔平のキャリアを厳選ショットで一挙公開! 花巻東、日ハム、エンジェルスでの活躍を振り返る 「少なくとも2025年1月15日までメジャー球団と契約しないササキが、複数球団と面談を行なっている。クリスマス休暇の数日前、ニューヨーク・ヤンキース、ニューヨーク・メッツ、テキサス・レンジャーズ、サンフランシスコ・ジャイアンツ、シカゴ・カブスと面談したと報じられた。サンフランシスコはニューヨーク、シカゴ、ダラス・フォートワースなどの都市に比べて日本に近いこと、日本人在住者が多いことから、ササキの潜在的な移籍先として注目されている」 米国では、『Dallas Morning News』のエバン・グラント記者が、「レンジャーズのクリス・ヤングGMがチーム首脳陣とササキが面談した」と伝えており、『San Francisco Chronicle』のスーザン・スラッサー記者が、「ジャイアンツ幹部が佐々木と会ったと思われる」などと報じていた。 また、『MLB.com』のマリア・グアルダード記者によると、ジャイアンツのザック・ミナシアンGM(ロサンゼルス・エンジェルスのペリー・ミナシアンGMの弟)は、ニューヨークやシカゴよりも日本に近いサンフランシスコは、地理的優位性があると語っていた。 ジャイアンツのバスター・ポージー編成本部長も、佐々木について「もちろん、ほかの29球団と同様、私たちにとってもササキと契約するのは夢だ。23歳の彼はとてつもない可能性を秘めている。あのような投手は世界でもそういない。そんな投手と契約できたら大横日だ。夢を見るのは楽しいね」と語っている。 レンジャーズに関しては、代理人のジョエル・ウルフがウインターミーティングの際に明かした“小規模都市”に該当。さらに、ダルビッシュ有(パドレス)が12年に初めてメジャー入りした球団でもあり、ダルビッシュ獲得に尽力したジョシュ・ボイドGM補佐とジョー・フルカワ環太平洋事業部長がいまでも在籍している点が強みだという。 『Dodgers Nation』はこのように佐々木と面談したと報じられた球団に触れつつも、「レンジャーズは小規模都市の基準を満たしているが、優勝候補は依然としてドジャースであり、パドレスだろう」と強調。「ただ、この2球団がササキと面談したかは不明だ」と記して記事を締めた。 構成●THE DIGEST編集部