モデルMALIA.さん(41)孫が産まれて感じたこと【Jリーガーの息子さんからのメッセージ】|STORY
モデル、実業家、4人の母、そして……STORY世代に突入しても現役感しかないMALIA.さんに昨年末「おばあちゃま」の肩書きが増えました。そんなMALIA.さんが、孫が産まれて感じたこととは?
MALIA.さん 41歳
<中> MALIA.さん 1983年生まれ、本名・新保真里有。ギャル雑誌のモデルとしてキャリアをスタートし、現在は7つの会社を経営。波瀾万丈のプライベートにも注目が。最後の子育てに邁進すべく、ドバイに移住。 <左> ポコちゃん(海緒)5歳 MALIA.さんご自身の三男。MALIA.さんのSNSではポコちゃんの愛称で知られる新保家の末っ子。生まれた時から規格外のビッグベイビー。愛情たっぷりに育てられ、いつもニコニコ癒し系。 <右> お孫ちゃん 3カ月 MALIA.さんにとっての初孫はJリーガーである長男・海鈴さんの第一子である女の子。撮影時は生後3カ月と生まれたばかり、新保ファミリー期待の新人!
孫が産まれて、MALIA.さんが感じたこと
◇ 初めて母の想いや苦労に気づくことができました私がドバイに移住してしばらく経ったある日。ビデオ通話の着信がありました。長男とその隣には長男の彼女。そして彼女のお腹に赤ちゃんがいることを告げられたのです。私は突然の報告に動揺してしまい、祝福の言葉を口にすることもなく、通話を終えました。 Jリーガーとしてまだ3年目、長男の懐事情や今後の生活など、現実的な部分が私の頭の中を駆け巡り、不安や心配が真っ先に襲ってきたのが正直なところ。そして初めて、母がずっとずっと抱いていた、私に対する気持ちを理解することができたのです。 私の子育ては自分がして欲しかったことを実践する、いわば母を反面教師としてきた部分がありました。4人の子どもを育てながらビジネスを両立してきたーーその間には結婚と離婚も繰り返しましたが、ほら、うまくやっているでしょ、という思いがありました。でも、それは結果論。長男カップルの妊娠が気づかせてくれたのは、私を案じてきた母の気持ち。その思いがどれだけ深かったのかということ。 報告の日の夜、改めて話した長男から「おめでとう、の言葉を一番に欲しかった」と言われ、ハッとしました。私も最初の妊娠を母に告げたとき、同じことを思い、悲しくなったはずなのに。肝心な部分で反面教師を生かせなかった自分に愕然としました。 「海鈴、ごめんね。本当におめでとう」 「ママ、今まで心配ばかりかけてごめんなさい。そしてずっと支えてくれて本当にありがとう」 孫が生まれてやっと、母と同じ立場で考えられるようになった気がします。