「本来であれば石川の能登の地で全員そろって卒業」日本航空高校石川と大学校の卒業式が山梨の系列校で開かれる
北陸放送
能登半島地震で被害を受けた日本航空高校石川と大学校石川の卒業式が3日、山梨県で行われました。 【写真を見る】「本来であれば石川の能登の地で全員そろって卒業」日本航空高校石川と大学校の卒業式が山梨の系列校で開かれる 能登空港に隣接する日本航空高校石川と日本航空大学校石川のキャンパスは、地震で被災したほか、政府や自衛隊の復興支援の基地として使用されています。 卒業学年の生徒や学生は、それぞれ自宅で学習を続けてきましたが、運営している日本航空学園の系列校である山梨県甲斐市の日本航空高校で卒業式が実現しました。 式にはリモートも合わせて高校と大学校のおよそ350人が臨み、1分間の黙とうをした後、卒業証書が手渡されました。 卒業生代表 日本航空大学校石川 中嶋文香さん 「本来であれば石川の能登の地で全員そろって卒業するはずでした。しかし日本航空大学校で学んだ時間や仲間と過ごした思い出は一生変わらないものであり生涯忘れることはありません」 その後卒業生たちは互いに肩を組んで校歌などを歌い、それぞれの思いを胸に新しいステージへと羽ばたいていきました。
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