1位は圧倒的大差で「ひき肉です」!いくつわかる?小学生の流行語ランキング2023
TikTokやYouTubeはより身近な存在に
流行語の顔ぶれからも、小学生にとってSNSが身近なものになっていることが見えてきました。ではいったい、どのくらいSNSを利用し、どんなツールで楽しんでいるのでしょうか。 「進研ゼミ小学講座」の同調査(※2)によると、YouTubeを「よく見る」と回答した小3~6年生は80%(「とても」「まあ」の合計)とテレビの2倍に。YouTubeが小学生の生活に欠かせないメディアであることが改めてわかります。また、TikTokを「よく見る」との回答は24%。約4人に1人が利用していることがわかりました。 別の調査でも小学生のSNSの利用実態が明らかに。東京大学社会科学研究所とベネッセ教育総合研究所が実施した「子どものICT利用に関する調査2023」(※3)によると小4~6年生のSNS利用率と利用ツールは次のような結果に。
(注1)SNS の利用率:インターネットの利用有無をたずねた質問で、「利用している」を選択し、かつ SNS を利用しているかをたずねた質問で、SNS ツールをどれか一つでも選択した人の比率。 (注2)利用している SNS ツール:インターネットの利用有無をたずねた質問で、「利用していない」を選択し、かつ SNS を利用しているかをたずねた質問で、「SNS は利用していない」を選択した人を除いて分析。 (注3)複数回答。 (注4)小4~6生の数値の降順に示す。 (注5)※は 2023 年調査時の名称。 SNSの利用率は79.9%で利用しているSNSツールは1位が「YouTube(84.1%)」、2位が「LINE(66.2%)」、3位が「TikTok(27.8%)」でした。動画を楽しんだり、家族や友達とコミュニケーションをとったりとSNSを活用する中で、「流行語」にふれ、取り入れていっているのかもしれませんね。
子どもが新しい言葉を使ったら
子どもたちは流行語を取り入れていくのが上手なもの。保護者のかたは、お子さまが口にする流行語に「どういう意味?」と焦ったり、「何その言葉!」と驚いたりすることもあるでしょう。 子どもたちは、流行語をとおして友達とのコミュニケーションを楽しんでいます。そのため、「そんな言葉使わないで」と神経質にならなくても大丈夫。人を不快にさせたり、傷つけたりする言葉でない限りは「それってどういう意味?」と興味をもって尋ねてみるのもおすすめです。お子さまも「え、知らないの?」なんて言いながら、楽しく教えてくれるかもしれません。親子のコミュニケーションにも流行語をうまく取り入れられるといいですね。