「やったぜー!」四万十川沿いを約1000人が疾走《四万十川桜マラソン》3世代で参加も【高知】
高知さんさんテレビ
3月24日、高知県四万十町を舞台に恒例の『四万十川桜マラソン』が行われました。3世代で参加したランナーなど約1000人が雨の四万十川沿いを駆け抜けました。 今回で16回目となる『四万十川桜マラソン』には国内外から936人が参加。ゲストランナーとして、ランニングアドバイザーの資格を持つタレントの熊切あさ美さんも参加しました。 ゲストランナー 熊切あさ美さん 「あいにくの雨と思ったんですが、あんまり雨のマラソン大会を私は走ったことがなかったので、いい思い出になると思い、けがなく走りたい」 一方、こちらは3世代で挑みます。高齢のため最後のフルマラソン参加になるかもしれない75歳の谷口さんを応援しようと兵庫から息子と孫もエントリーしました。 大月町から参加 谷口準一さん(75) Q:朝を迎えてどうですか? 「まあ、どうかな特にはない」 息子・敦史さん(49) 「できれば一緒にゴールしたいと思いますけど、僕も完走できるかどうか自信ないんで頑張りたい」 孫・勝悟さん(20) 「けがないように頑張ります」 (遠藤圭介アナウンサー) 「四万十川桜マラソン、今スタートです」 コースは四万十町の窪川小学校から昭和地区までの42.195キロ。清流四万十川にかかる沈下橋はランナーの人気スポットです。 咲き始めた桜を冷たい雨が濡らす中、地元の人たちがランナーを励まします。 大正中学校2年生 「演奏する側も楽しみながらやらせてもらっています。僕たちの演奏もそうですけど、他の人の応援も力に変えて走ってもらいたい」 コースもいよいよ終盤、谷口さん家族も姿を現しました。 谷口準一さん(75) 「もう、ウォーキングになってきています」 記者 「残り約50分で、あと5キロちょっと」 Q:ギリギリ? 息子・敦史さん「ギリギリいけますかね」 孫・勝悟さん「このペースで走ってたらいける」 それぞれのペースでゴールを目指します。 男子の部のトップは香川県の井上直紀さんで、タイムは2時間26分19秒、3年連続の優勝です。女子の部は、滋賀県の本多規子さんが4回目の出場で初優勝。タイムは3時間12分1秒でした。 谷口さん家族も無事、ゴールを果たしました。 谷口準一さん(75) 「疲れたいうのが一番」 (息子と孫と握手して)「やったぜー」 ランナーたちはすがすがしい表情で仲間や家族と喜びを分かち合っていました。 「桜マラソン」の模様は、4月28日午後4時から高知さんさんテレビでたっぷりお伝えします。
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