制服リユース店 集めたランドセルで被災地支援【長野・松本市】
いらなくなった制服などのリユースを手がける店が松本市にあります。能登半島地震で被災した児童にランドセルを届ける活動も始め、支援の輪が広がっています。 松本市のコミュニティ施設で開かれたイベント。その一角に、周辺地域の中学校や私立高校などの制服や運動着が並びます。 いらなくなった制服などを集めて安く販売する専門店、「ココ・リンク」の出張販売です。 ■ココ・リンク・吉沢梢 代表 「次の必要としている方に使ってもらえるというのはすごくいい循環になると思う」 去年3月に店をオープン。定価の3割ほどの値段で販売しています。(店頭販売のみ) ■ココ・リンク・吉沢梢 代表 「これは11号だから普通で言うとMからL」 ■娘の制服を購入(松本市から) 「(制服は)お値段はけっこうするので、こういう循環があるのはすごくありがたい」 能登半島地震を受け、ある取り組みを始めました。 ■ココ・リンク・吉沢梢 代表 「ランドセルを能登半島の必要なお子さんに届けるプロジェクトを始めた。無償で寄付します」 被災地には家屋の倒壊などでランドセルが使用できない子どもがいます。石川県の知人から「被災児童にランドセルを届けたい」と依頼があり、先月17日から使わなくなったランドセルを集め始めました。1カ月で400個ほどが集まったそうです。 (現在ランドセルの受け入れは中止しています) ■ココ・リンク・吉沢梢 代表 「元の生活に戻れるように少しでもお手伝いが出来ればいいなと思う。次の方にも大切にしてもらえうように責任を持って届けたい」 ランドセルはクリーニングをして、夏ごろに子どもたちの元へ届けられるということです。