第93回選抜高校野球 東海大甲府、練習試合快勝 投手と打撃力レベルアップ /山梨
<センバツ高校野球> 第93回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高野連主催)を前に、対外試合が6日解禁され、5年ぶり6回目出場の東海大甲府は光明学園相模原高(相模原市)と同校での練習試合に臨んだ。2試合行い、8―5、19―1と快勝。2020年秋季大会以降の練習の成果を確認した。 投手は6人が登板。全体的に球のキレが増していることを実感した。打撃陣は下半身強化や体重アップで長打力を付け、1番の猪ノ口絢太(1年)は直球を右越え本塁打。村中秀人監督は「バッターの対応力が向上し、投手陣のレベルも上がった。控えの選手も頑張っており、ベンチ入りメンバーを絞り込むのが大変。収穫の多い日だった」と語った。 三浦諒太主将(2年)は「守備からいいリズムが作れなかった。今日見つかった課題をセンバツまでにどれだけ克服できるかが勝利の鍵。しっかり(課題と)向き合いたい」と気を引き締めた。【金子昇太】