「誇りをもってチャレンジしてこれた」引退表明のバドミントン・桃田賢斗が日の丸を背負う日々を振り返る
バドミントン日本代表選手として、活躍を続けてきた桃田賢斗選手が、18日に代表引退を発表しました。 【画像】会見で引退することを発表したバドミントン・桃田賢斗選手 これまで日本代表として10年以上にもわたって活躍を続けてきた桃田選手。日本代表としての日々を問われると「ほとんどしんどいことだらけでしたが、貴重な経験させていただいた、とても充実した代表人生だった」と振り返ります。 また、日の丸を背負った時の思いに関しては「子供の頃から憧れていた日本代表のユニフォームを着て国際大会で戦うというのはすごく誇らしいもの」とし、「誰しもがなれるポジションではないと思うのでしっかり責任をもって、誇りをもって僕なりにチャレンジしてこれた」と、これまでの日本代表選手としての自身の活動に関して答えました。 また印象に残っている試合を聞かれ「2018年のジャパンオープンでの初めての優勝」をあげました。この大会は桃田選手がジュニア時代からの憧れの舞台として据えていて、日本人初の王者に輝いた大会となります。 世界にも通ずる力を発揮した桃田選手は、その後も快進撃を続けます。2019年3月3日から12月15日にかけて11大会の男子シングルスで優勝。ギネス世界記録に「バドミントン男子シングルス年間最多勝利数 記録数値11回」として登録されました。 「僕もびっくりするぐらいの結果を出すことできた。運も味方してくれてこういう結果だせた」と謙虚に話しました。 これまでバドミントン男子の第一線を走り続けてきた桃田選手。代表引退後もバドミントンへ関わる活動を続けることを明言しており、今後の活動にも期待がかかります。