東京SG、最大19点差ひっくり返して横浜に雪辱! 40―33で勝ち、3位で今季終える
◆ラグビー ▽リーグワンプレーオフ3位決定戦 東京SG 40―33 横浜(25日・秩父宮) 昨季と同カードとなった横浜(旧キヤノン)―東京SG(旧サントリー)の3位決定戦は、東京SGが横浜を40―33で下した。東京SGは、最大19点のビハインドをひっくり返す逆転勝利を収めた。 先制は横浜。前半4分、敵陣中央からFB小倉順平が右へ放ると、WTB松井千士が受けてトライ。東京SGも同13分にFB松島幸太朗がトライを返すが、横浜は18分、24分と連続トライで19―7と引き離した。29分には、横浜のFB小倉が自陣からボールを運んでキレッキレのランとステップ。東京SGのFB松島を振り切って60メートルを走りきり、左隅に沈めた。東京SGは7―26の36分に、プロップ垣永真之介がトライ。横浜の26―14で折り返す。 後半は横浜が2分、中央付近からSO田村優、パスを受けたCTBクリエルが突破し、左に走ったWTB松井に回ってハットトリックを達成。33―14と突き放すが、東京SGも意地を見せる。3分後にプロップ小林賢太がトライを返すと、13分には敵陣深くのスクラムからFWイオアネのトライで28―33。横浜は35分に、自陣インゴール手前での反則の繰り返しにより、フランカーのブラウンがイエローカードで一時退場。東京SGは直後のスクラムからFWイオアネがトライを沈め、ついに追いついた。 後半39分、東京SGは横浜が自陣でパスミスすると、途中出場のBK江見翔太がこぼれたボールを拾って約70メートル独走の勝ち越しトライ。東京SGが最大19点のビハインドを後半にひっくり返し、40―33で勝利。昨年の3位決定戦(20●26)での雪辱を果たし、3位で今季を終えた。
報知新聞社