「発言に立腹」クラシコ惨敗のバルサ、一部選手がシャビ監督に見切りと海外報道「アプローチを疑問視」
「不満を抱く者がいる可能性は常にあると認めた」
宿敵相手の手痛い黒星で、バルセロナは緊張に包まれている。 シャビ監督率いる昨季ラ・リーガ王者は、1月14日に行われたスーペルコパ決勝で、レアル・マドリーに1-4と敗れた。だが、その以前から一部の選手が指揮官に対する信頼を失っているという。米スポーツチャンネル『ESPN』が16日に報じた。 【動画】「しびれたなー」「普通にワールドクラス」と驚嘆の声!久保建英の“鬼キープ” 同メディアは「一部選手はしばらく前からチームのアプローチを疑問視している。また、彼らはシャビがバルサのプレイスタイルに適応できていないと言ったことに立腹した」と伝えている。 「シャビに近い情報源は、監督がまだチームは自分についてきていると感じていると主張する。だが、20人の選手の中に不満を抱く者がいる可能性は常にあると認めた」 また、ESPNは「情報筋は今季以降のシャビの未来を巡る疑問があると認めている」と伝えた。 「信頼は弱まっているが、ファイナンシャルフェアプレーを巡るバルセロナの状況から、シャビを解任して後任を招へいするのが難しく、短期的に好転させられる候補もいないことを示唆している」 「また、情報筋は、今季が終わる前にシャビが退陣することになった場合、代理としてジョアン・ラポルタ会長が望んでいるのは、元メキシコ代表のラファエル・マケルスだ」 ラ・リーガで首位ジローナに8ポイント差の4位バルサ。だが、マドリー戦後、シャビはチームを信じており、好転できると話した。デコSDも指揮官へのサポートを口にしている。コパ・デル・レイでは18日にベスト8進出を狙う。チャンピオンズ・リーグではラウンド16でナポリと対戦だ。 シャビはチームを引っ張り、不穏な空気を払しょくできるだろうか。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部