12日も季節先取りの暑さ 津和野で今季最高32.8℃など山陰の14地点で「真夏日」(島根・鳥取)
山陰中央テレビ
山陰地方は12日も「季節先どり」の暑さとなりました。島根県の津和野町や雲南市で最高気温が32℃を超え、前日ををさらに上回りました。14日にかけて所によって真夏のような暑さが続く見込みです。 櫃田優果記者: 6月に入って初めての真夏日を記録した松江市の公園に来ています。非常に暑く、強く日ざしが照り付けています。 松江市の12日の最高気温は31.4℃で、31.5℃を記録した5月26日以来の真夏日で、今年2番目の暑さとなりました。梅雨前線は12日も日本の南岸にあり、山陰地方は高気圧に覆われ広く晴れました。山陰両県で最も暑かったのは、津和野町で32.8℃。次いで雲南市掛合で32.4℃、鳥取市や米子市も2日続けて31℃を超えました。真夏日を記録した地点は、11日の9か所から14か所に、一層暑さが増しました。 「きょうは暑さがバーっとくる。普通の暑さじゃない」と話すのは、昼下がりにテニスをしていた高齢の男性です。80歳を超えメンバー最年長という男性は「こまめに休憩して、水を飲んでいる」とも話し、普段から適度な運動を続けているそうで、熱中症対策を取りながらプレーを楽しんでいるようです。 また一緒にテニスをしていた女性も「飲み物をしっかりとって、食べるものも漬物とか梅干しとかいただきました」などと話し、こちらも対策に余念がありません。 公園を管理する松江市は、熱中症警戒アラートが発表された場合などには、当日に使用を取りやめてもキャンセル料を取らないなど「利用者の健康」を第一に対応することにしています。
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