バレー宮浦健人選手がスタメンで名前発表されると歓声、期待の表れ…求められるエース級の活躍
バレーボールの強豪国が集うネーションズリーグ福岡大会が4~16日に北九州市で開かれ、日本代表は、すでにパリ五輪出場を決めていた男子に続いて女子もその切符を手にした。福岡大会で日の丸を背負って躍動した九州出身選手の五輪メンバー入りが大いに期待される。(崎田良介、緒方裕明) 【表】パリ五輪のバレーボールの日程
宮浦健人選手(25)ジェイテクトSTINGS
7日に行われたポーランドとの試合前、スタメンでその名が発表されると会場は大きな歓声に包まれた。熊本県出身のアタッカーに対するファンの期待の表れだった。
強豪の鎮西高(熊本)から早稲田大を経てジェイテクトSTINGSに入団。直近の2シーズンはポーランドとフランスのチームに所属して武者修行してきた。相手のレシーブ、ブロックをものともしない豪快なサーブやスパイクに磨きをかけ、ポーランド戦は両チーム最多に並ぶ10得点をマークして気を吐いた。
スタメンでも途中出場でも、コートに立てばエース級の活躍を求められる役割だけに、「もっと自分がチームを引っ張らないといけない」。初の五輪へ、チームを背負う覚悟だ。