大阪9区で現職に立ちはだかる4つのシナリオとは?(山本期日前の衆院選ココに注目!①)
与野党が議席を奪い合ってきた、大阪9区
山本氏から、大阪9区は、これまで与野党が議席を奪い合ってきた地域だと紹介されます。 山本氏「基本的に何期も連続という人がいないエリアになっていて」 山本氏は、前々回の2017年の衆院選で、足立氏が「背水の陣」と発言、比例復活をしないと言われていたが、2位で比例復活したことが炎上したことがあったというエピソードを紹介します。 MC鈴木「ていうか、期日前くん、めちゃめちゃ足立さん詳しいですね、大好き?」 山本氏「……大好き。本を読んだりしてるんで。まあ、全政治家好きなんで」 この時期は、希望の党が結成された時期でもあり、選挙区内での関係性も難しかったそうです。 一方2021年衆院選では、大阪府内の公明党の選挙区以外は維新がすべて勝ったというほど、維新が強かった選挙でした。 MC鈴木「その後、全国的には維新の支持率が下がったといわれてますが、政治状況的にはどう見ていますか?」 山本氏「政治状況的には……大阪が一番難しくて。大阪万博で批判されても自民党がもっと批判されているみたいな感じの中、そっちの受け皿に行くのか」 山本氏は、2024年4月の茨木市の状況を紹介します。 茨木市議会議員補欠選挙で、自民党が擁立したのは、元ガンバ大阪のディフェンダーの西野貴治氏。無所属、自民党推薦という票が集まりやすい状況の中、広報カラーも青と黒というガンバを彷彿とさせる色で戦ったにも関わらず、首位と1万票差で破れた……という衝撃の結果だったとのこと。 山本氏「定数2で当選はしたといっても、足立さんの秘書(川口元気氏)が勝った。大阪9区内でも衝撃が走った」 MC鈴木「自民党側からすると候補者がいいタマ、構図的にもベストで戦ったのにボロ負け」 山本氏は、同時に行われた茨木市長選で、維新が候補者を擁立できず、自民が支持する現職が無投票で当選したことも紹介、「1万票つけて負けるのはかなり痛い」とコメントします。