城東「夏」目指す 21世紀枠、出場かなわず /徳島
<センバツ2020> 第92回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)の選考委員会が24日にあり、「21世紀枠」四国地区候補校の城東は選ばれなかった。県勢から2年連続センバツ出場はかなわなかったが、城東ナインは「夏の甲子園に出場して、1勝でも多く勝てるよう頑張ります」と前を向いていた。 午後3時ごろ、グラウンドで待機していた選手らの元へ松田康明部長(46)らが向かい、選出されなかったことを伝えた。選手らは悔しそうな表情を浮かべたが、鎌田啓幸監督(49)は「冬、甲子園で勝つことを目標に練習してきたことは絶対プラスになる。この悔しさを春の県大会、夏の徳島大会にぶつけて、今度は優勝して甲子園に行けるように頑張りましょう」と激励した。西田琢真主将(2年)は「今日を楽しみに練習してきたので残念。悔しさを励みに頑張りたい」と話し、高木太陽投手(1年)も「これからは自分がチームを勝たせられる投手になりたい」と更なる成長を誓った。【岩本桜】