【開幕特集】アジアの戦いを並行しながら総力戦で戦い抜け!ヴァンフォーレ甲府のキーマンはエースストライカーのピーター・ウタカ|J2リーグ
2024シーズンの明治安田J2リーグ各クラブとキーマンを紹介する。 【動画】吉田麻也と語るこれからのJリーグやブンデス注目チーム|内田篤人のFOOTBALL TIME
チーム紹介
篠田善之監督体制1年目となった2023シーズンは目まぐるしい1年となった。リーグ戦ではJ1昇格を見据えた戦いを展開しつつ、その前年にクラブ史上初のタイトルとなる天皇杯を制したことでAFCチャンピオンズリーグの出場権も獲得。秋からはアジアの戦いと並行する日々が続いた。 多くの戦力が入れ替わった今季もシーズン序盤はJリーグとアジアの両立を強いられるスケジュールが続く。困難な部分は間違いなくあるだろうが、二兎を追えるチャンスを前向きに捉え、総力戦で戦い抜きたい。
注目選手紹介:ピーター・ウタカ
生年月日:1984年2月12日(40歳) 昨季成績:40試合12得点 年齢はただの数字とプレーで証明し続けるストライカーだ。今年40歳を迎えるも、そのパフォーマンスからまったくの衰えを感じず、高い決定力や力強いポストプレーは相手に脅威を与え続ける。昨季はACLの試合でも屈強な相手DFを寄せ付けずゴールを決めるなど、まさにエースに相応しい活躍ぶりを披露した。 ファビアン・ゴンザレスとアダイウトンが加入し前線の破壊力は増したが、その軸となるのは不惑の男で間違いない。ただただ、ウタカはゴールを決め続ける。
注目選手紹介:山本 英臣
生年月日:1980年6月26日(43歳) 昨季成績:19試合0得点 誰もがリスペクトをやまない大ベテランは今年の6月で44歳となる今季も現役を続行。2003年からヴァンフォーレ甲府でプレーし、21年目のシーズンを戦う。甲府の歴史を知る男の闘志が燃え尽きることはない。 昨季は開幕戦で先発フル出場を果たしたほかは、途中出場が続き、メンバーから外れる試合も少なくなかった。それでも19試合でピッチに立ち、流れを変える役割や落ち着きを与える役割を担った。オミさんだから出せるベテランの味は何にも代えがたいモノ。プロ25年目のシーズンも全力プレーを誓う。