15年前の2009年3月秋田県中央部の路上で、当時20代の女性に性的暴行を加え、けがをさせたとして、警察は13日、秋田市に住む47歳の会社員の男を強姦致傷の疑いで逮捕した。男は容疑を否認している。 強姦致傷の疑いで逮捕されたのは、秋田市飯島川端の会社員の47歳の男。警察によると、男は15年前の2009年3月中旬の深夜、県中央部の路上を歩いていた当時20代の女性に後ろから襲い掛かり、松木林に引きずりこんだ。 その後、顔を殴るなど暴行を加えたほか、胸を触るなどのわいせつな行為に及び、女性に全治2週間のけがをさせた疑いが持たれている。 これまでの捜査の結果や、女性の体に残されていたDNAと男のDNAが一致したことを踏まえ、逮捕に至ったということだ。 警察の調べに対し男は容疑を否認している。 容疑の強姦致傷は、法改正後、現在の不同意性交等致傷にあたり、警察は15年前の法律を適用し、男を逮捕した。 またこの事件は、もともと2024年3月までが時効だったが、2023年7月の法改正で、不同意性交等致傷の時効が15年から20年に延長され捜査が継続されていた。