ダム貯水率46.4%に微増 平年より大幅に低い状況は変わらず
沖縄テレビ
本島地方は5日、各地で雨が降ったところが多く、県内のダムの貯水率は6日午前0時時点で46.4%と前の日から2.8ポイント増加しました。 ただ、依然として平年より大幅に低い状況に変わりはなく、引き続き節水が必要です。 県内11のダムの貯水率の合計は6日午前0時時点で46.4%と前の日より2.8ポイント増加したものの平年値を28.7ポイント下回っています。 5日は県内最大の水ガメ、福地ダムのある東村で24時間に降った雨が60ミリを超えるなど各地で雨が観測され、貯水率の回復に繋がったものとみられます。 ところで、県企業局はダムの貯水率の低下により有機フッ素化合物・PFASが高濃度で検出された比謝川からの取水を先月28日に再開して以降、初めてとなる北谷浄水場の水質検査の結果を5日公表しました。 それによりますと、浄水後のPFASの数値は1リットルあたり1ナノグラムで、国の暫定目標値である50ナノグラムを大幅に下回っています。 県企業局の担当者は、比謝川からの取水についてはPFASの濃度を注視しながら当面続ける予定だということで、引き続き、節水への協力を呼びかけています。
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